探すのがとにかく大変
最近リアのハブシャフトを1ヶ月の間に2回も破壊したので、そろそろまともなトリックができる自転車が欲しいなぁと思い始めて、そう言う自転車を探し始めました。
※あれこれ僕がメモとして残してる部分が多いので解説というより資料と記録として残しています。
ストリート系トライアルライダーのAli Clarksonさんが乗っている様な自転車をカテゴリとしては”ストリートトライアルバイク”になるらしいんだけど、これが大手通販サイトでも選択肢がほぼ無い。
競技人口と言うか、遊んでる人が極端に少ないからだと思いますが、作っても販売台数が見込めないんでしょうね。。
ちなみにAliさんはこんな人
こう言う感じのシートチューブ(サドルの棒を支えるフレーム部分)が短いフレームって10年くらい前は割と多くあったのですが、今は特定メーカーが数量限定で売ってる事が多いみたい。

てなわけで、検索ワードをあれこれ変えて、フレームの形状が似てるバイクを調べたらこの辺がヒットした。(主に26インチで検索)
・ストリートトライアルバイク(通称ストトラ)
・ダートジャンプバイク(DJバイク)
・ハードテイルダウンヒルバイク
・パンプトラックバイク
・ストリートバイク
・パークバイク
・プレイバイク
・フリーライドバイク
・BMX26インチ
サドルが付いていてシートチューブが短いフレームの車両がこんな感じ。
サドルはついてるけど、おまけ程度の存在。(座る所がないのはトライアルバイクになってしまう)
いずれも共通してるのはかなり頑丈に作られてることくらい( ˘ω˘ )
他に僕が気にしてるジオメトリがこの3つ(説明はざっくり)
・HTA:ヘッドチューブアングル(フレームとフォークを繋ぐ部分の角度)
・CSL:チェーンステイレングス(クランクシャフトから後ろ軸までの長さ)
・WB:ホイールベース(前後軸間距離)
で、HTAが寝ていると(角度が小さい)直進安定性が上がり、立っているとクイックなハンドリング(と言うのが通説)です。
WBとCSLは長いと直進安定性が上がり、短いと振り回し安くなる傾向にあります。
例えばビーチクルーザーと言う自転車はHTAは寝ており、CSLとWBが長いのでラフな感じで進むのが非常に楽ですが、トリッキーな事をするのは非常に苦手です。

出展:【楽天市場】ELECTRA
逆にHTAが立っていてWBもCSLも短い自転車がBMXやトライアルでトリッキーな動作をするのに向いてますがそこそこ長い距離を移動したり長時間座るのは困難。。

出展:モトクロスインターナショナル
なので調べた自転車もこの3つのジオメトリックが分かる物は書き記していきます。
調べて見つけたシートチューブの短いフレームの完成車がこんな感じ
ストトラと言えばDANNY MACASKILLさんやAli Clarksonさん、そしてinspired skye
![Inspired - SKYE [Team] v3.5](https://livedoor.blogimg.jp/yuk1dharma/imgs/d/1/d1d210ad-s.jpg)
出展:Inspired Skye V3.5 'Final Edition' Team Bike - Inspired Bicycles
先ほどの動画で紹介したAliさんもInspierdのフレームを使ってますよね。
一番と言っても良い有名どころ(と思っています)なバイクですね。
日本でもトライアル系のバイクや部品を扱うゴールドラッシュさんが取り扱いをしています。
僕は買えない(お財布的に)素晴らしいバイクですね( ˘ω˘ )
ジオメトリックは
HTA:73.5°
CSL:362mm
WB:977mm
フリースタイルからダートジャンプ、パンプトラックまでこなすP.3

出展:P.3 | Specialized.com
ロードレーサーからファットバイクまで様々な自転車を作るスペシャライズドのプレイバイクは高剛性なのはもちろん、フリースタイルに対応できる様にコラムの中にブレーキチューブを入れたり、油圧ブレーキを搭載していたりと、後からカスタムをあれこれできる工夫がされています。
このスペシャライズドからスポンサーを受けているmartin söderströmさんが乗るとこんな感じに。(動画内の黒い自転車は上位グレードのP.Slopeです。オレンジ色?のは先程のinspiredの何か…)
かっこいい…
取り扱いは公式オンライストアから購入できます。
後で買うと高い部品が付いてこのお値段は魅力的です。
ジオメトリックは
HTA:70.5°
CSL:383mm
WB:1029mm
2サイズから選べる磨き上げられたダートジャンプバイクCanyon Stitched 360

出典:Stitched 360 | CANYON JP
自転車のキャニオンと言うとロードレーサーの方が僕は先に浮かんできますが、オフロードも得意なメーカーなんですよね。
フレーム本体の設計に対するこだわりはもちろん、装着する部品も拘って選ばれており、日々進化していく中で磨きをかけていくメーカー拘りの逸品。
その拘りの一つにダートジャンプ 系では珍しくサイズが二種類から選べます。
動画は2年前のモデルですが、プロライダーが乗るとこんな感じで簡単に見えるから困ります。。
2020モデルはレースフェイスのハンドルバー やクランクなどが装着されておりとても豪華でありながらP.3より安い。。。
フロントブレーキがついてる写真とついてない写真があるので購入の際はチャットオペレーターに確認が必要そうです。
ジオメトリックはSサイズモデルより抜粋
HTA:68.5°
CSL:383mm
WB:1038mm
シンプルイズベスト!なDJバイクはLA Bomba

出展:GT La Bomba (ラボンバ) | 公式日本語Web - GT Bicycles
徹底的にシンプルなダートジャンプバイクに仕上がっていますw
変速機はもちろん、フロントブレーキもなく、クランクやフロントフォークは素材にクロモリを使用し、高い剛性を確保。
La Bombaには上位モデルのLa Bomba Proもあり、Proはフロントがサスペンション付きフォークになり、サドルやカラーが変わっています。
ちなみにこのLa Bombaは楽天でも買えるので、楽天ポイントが溜まってる人やポイントでチェーンロックなど買いたい人にはおすすめですw
ジオメトリックは
HTA:68.5°
CSL:381mm(15インチ)
WB:1084mm(42.7インチ)
ニッチな自転車を検索すると出てくるHaro BikesのDJバイク

出展:2020 STEEL RESERVE 1.1 | PRODUCTS | モトクロスインターナショナル
BMXやフリースタイル系のパワーアクションを行うスタイルの自転車を検索すると出てくるハローバイクス。
クランクやステムなどBMX系の部品と共通なものが多いので、カスタムもしやすく、何よりお値段が破格。。。。
取り扱いはアトミックサイクルさんで購入(お取り寄せ?)可能な様です。
写真だとフロントブレーキが無い様に見えますが、装備されるそうです。
ジオメトリックは
HTA:69°
CSL:399mm
WB:1047mm
デザインが目を引くマリンのダートジャンプバイク

出展:Alcatraz Comp | MARIN JAPAN
マリンの自転車ってデザインがかっこいいんですよねw
ちょっと脱線するんですけど、例えばこのDONKY SEとか無骨でありながら実用的で、遊べてしまう自転車。
このマリンのDJバイクも引き締まった見た目にネオンカラーの様な明るい色、かっこいいですw
見た目だけじゃなく、フロントはエアーサスペンション、ブレーキはもちろん油圧。
これまたアマゾンには売ってないんですが、楽天には売っているバイクです。
ジオメトリックは
HTA:69°
CSL:395mm
WB:1053mm
ダートジャンプからストリートサイクリングも出来るFIREBALL 9-SPEED

出展:2019 FIREBALL 9-SPEED | PRODUCTS | モトクロスインターナショナル
マングースと言えばダウンヒルからBMXまでハードな自転車を多く手掛けていますが、このファイアーボールもチェーンガイドで着地時にチェーンが暴れても外れない様にしていたり、変速機が有ってもハードな遊びにもしっかり応えられる様に作られています。
マングースのFIREBALLには下位グレードと上位グレードがありますが、変速機がついてるのはこのグレードだけでした。(変速機が有るとチェーンリングとリアコグを好みに合わせて別途購入する必要が無いのが非常に大きなメリットですよね)
気になっているのは下位グレードのFIREBALL MOTO。
必要最低限なパーツが付いていて価格がそりゃもうってお値段( ͡° ͜ʖ ͡°)
取り扱いはアトミックサイクルさんで購入(お取り寄せ?)可能な様です。
ジオメトリックは
HTA:69°
CSL:415mm
WB:1055mm
候補としてはこの2台かな
specializedのp.3かMONGOOSEのFIREBALL MOTO(FIREBALL 9-SPEEDの下位グレードです)かなぁと考えています。
P.3は減速比以外が理想的な構成なので、クランクセットだけ交換すれば遊べるんですよね。高いけど。。
Motoの場合は
・ステムの中にブレーキを通すための部品交換(トップキャップを穴付き、スターファングルを専用品に交換)
・ブレーキワイヤーが届かない可能性が有るので購入する必要が有るかも
・ISIS規格のクランクなのでトライアル系のフロントフリーのクランクを別途購入
・減速比を変更するために固定コグ(これまた最近販売が極少数で割と高価)が必要
と言った感じで面倒な作業が発生するのですが、別途購入する部品代入れてもP.3より安い。
ただ、チェーンステーと呼ばれるクランクから後輪の軸間距離がFireballは紹介した中で最も長いのでせっかくトリッキーな遊びをしようとしてるなら短いモデルが良いよなぁと思うのも事実。。。
てな感じです。
specializedは近所(言うほど近く無いけど)に正規取扱店が有ってspecializedをメインにしてるので自分で直せない何かが発生した時に任せる事が出来るのも安心要素。
うーん悩ましい。。。
もう少し悩みます( ˘ω˘ )
この中からどれかを購入したらまた記事にして見ようと思います!
それではまた〜
追記:2020/07/04 買いました!
〔FOX〕DIRTPAW GLOVE RACE オフロード モトクロス かっこいい 動きやすい
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サイクルワールド
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