☃️バイクで見てきた世界⛄️

不整地な場所を好んで走るバイク乗りが様々な世界を見てくるウェブログ٩( 'ω' )و

やっぱ見た目だよね大事なのはさ!


こんばんは!

WR250Rを降りてから早い物で3年も経ってしまいました。

(またバイクに乗るその日まで)と思って捨てずに保管して来た物も、経年劣化や、標準規格の変更などで使えなくなってしまっている物も確認しました。

そんな日々変わりゆく時代の中で、逆行するかの様に現行モデルでありながらキャブレターのバイクを購入しました😜
D tracker150オフィシャル画像
出典:2021 D-TRACKER SE Sepeda Motor | Kawasaki Motor Indonesia

タイやインドネシアで販売されていて、日本では公式販売されていないD-tracker150というこれまた日本では中途半端な排気量のモタードです。

「え。D虎は125と250じゃ無いの?」と思うかもしれませんが、日本以外では150や300があります。

僕も詳しくは知らないのですが、多分法律や税制度の関係なのかな、CRFも125ではなく150、250ではなく300が海外では販売されています。

そんな話はさておき、このD虎カッコよくねぇすか?!

D tracker150と東京湾の写真2

なんでKLX250とかこのデザインに出来なかったんだろうか。

リア周りのシュッとしたスタイリッシュな感じとかヘッドライトの造形とか左右のゼッケンプレートを装着する部分のデザインとか本当色々。

D tracker150と東京湾の写真

250がこのデザインなら迷う事なく250なんだけどなぁ。
(KLX250はすっごい乗りやすい、見た目とか性能とかそういうのとは違うフィーリングの良さが素晴らしかった)

リアのスプロケとかリアディスクのローターとかに安っぽさは感じてしまうのは否めないけど、全体のデザインが僕はとても好き!

WRの時もそうだったけど、リアがスタイリッシュなのが好きなのかも。

WR250Rと山の写真

まぁ、オフ車とかモタードに興味が全く無い人や、そもそもバイクに興味が無い人にはWR250RとD tracker150の見た目的な差はわからないかも知れないなぁって思う程度にはデザインの方向性が似てるなとは僕も思う。

「どっちも大きな泥除けが付いてて白いバイクじゃん」って言われたらまぁ確かにってくらい。

WR250Rと雪の写真

似てても乗ったら全然別物ってのがバイクの面白いところでもあるんですがねw




バイクってこんな簡単に乗って良いんだっけ?

D tracker150メーター周りの写真

バイクの免許をとって、バイクを購入して、納車の日はお店から自宅に帰るまでに結構緊張したのを覚えています。

そんなこともあって、お店に向かう最中は(エンストさせたらどうしようか。。w)と色々思って少し不安になっていましたが、実際乗り始めてみるとスゥーっと乗れてしまって。

膝の窮屈感とか加速の弱さとか色々感じるけど、それ以上に流れにちゃんと付いていけるのに安心しましたし、むしろ(あれ、バイクってこんなに簡単に気軽に乗って良い物なんだっけ?)という安心からくる不安すら感じてw

当初はそのまま自宅に帰ろうと思ってましたが、片道60kmくらいの友人の家に見せびらかしに行くくらいにはフレンドリーなバイクです。

見た目は急げ急げ!って感じの雰囲気なのにねw

思うところは多々ある、けどバイクってそういうネガティブが大切なのかも


いろんなオフ車に乗っても、自分のバイクとして所有した事があるのはWR250RとこのD虎150だけ。(衝撃的だったのはKLX250とYZ250F、すごいバイクだった)

だから公道を走る上での主な対象はWRとの比較になってしまうのだけど、思うことはある。

・発進時
世間ではWRは低速トルクが薄くて発進時に気を遣うとか言われていたのだけど(確かにセロー250のトルクの厚さからくる安心感はとても大きかった)D tracker150はその比じゃ無い。

下手なクラッチ操作をすると一気に回転が落ち込んでエンストしそうになる、すごい不安な発進になる。

慎重にはなるけど、嫌になる程操作に気を使うわけでもないから多分慣れの問題。

・振動
このバイクはバランサーシャフトじゃ無いのかな?って思うくらいには振動がすごい。(実際に入ってないバイクよりは多分マシなんだけど、入ってなくてもおかしくは無いくらいすごい)

純正の大きくて重めなミラーですらブルッブル揺れて後方に居るかいないかしかわからない(距離感もわからない)

・トリップメーター
ODOメーターはあるけどトリップメーターがない。給油してから何キロ走ったかを都度計算しないといけないのが面倒(燃料計はついてるんだけど、凄いんですw エンプティーを指し示しても燃料半分しか減ってないのですよw)

・リアブレーキが効かない
最初は当たりがついてなくて効いてないのかなと思ったのですが、軽く引きずったりして当たりが出ても制動距離は変わらず。

砂地の上でギュッと踏み込んでやっとロックできたので、これは要カスタムとなりそうです。

・シートが低い
これは一部のアドベンチャーバイクを除いておおよそ全てのバイクで膝の角度がキツくて足が痺れてくるので、僕個人の問題なのですが、ハイシート必須です。

・キャブレター
いやぁ、好きな人にとってはいい事なんだろうけど、現行モデルなのでキャブって。。。。暖機運転とかめんどくさいの極みみたいなもんですよ、コンペティションマシンでもないのに。

・遅い
排気量相応なんだろうけど、60km/hからの加速がびっくりする程ゆっくり。

たまに高速道路の合流でたらたら加速していくおばちゃんがいらっしゃるじゃないですか、体感はあんな感じで後ろから突っ込まれないか不安になる。

とこんな感じでネガティブに感じた所をざっと(あれ、意外と多いぞ。。。🤔)挙げたんですが、この内容って実はバイクを楽しむのに必要な要素も多かったりするのかなって。

日常の足としても使えて、排気量の割にハイパワーで利便性も高い高性能な車両ではないけど、それが逆に趣味性の高い乗り物になってるのかなって。

往年の名車SR400もやっぱりどこか不便を楽しむというか。(バイクはそもそも不便だと言われればそれはそうですが。)




ポジティブ数は少ないけど一つ一つの満足度がとても高い

WRの時は全部を一つでこなそうと考えていましたし、実際それが出来ていました。

しかしこのD虎はそれがとても厳しいというのが乗ってすぐ分かりました。

・40km/h以下の運転がすっごい楽しいw

D tracker150と東京湾の写真3

街中の交差点曲がる時、田んぼの畦道をクネクネ走る時、キツくはないけど緩くもないカーブに差し掛かった時のブレーキ等々、本当になんて事のない普通の道路をこのバイクは非日常的な感じの世界に変えてくれる。

これはカワサキのKLX250やD tracker250借りて乗った時でも感じた事なんだけど、今バイクが何をすると綺麗に走れるのかを体感的にとても分かりやすく作られてるなぁって。

「バイクの邪魔をしない。」いろんな人が言ってる事なんだけど、WRに乗ってる時はこれが何なのか分かった様で分からなかったんですよ。

丁寧とも違うし、操作をしないとも違う。

分からないから自分の行きたい方向、したい操作をやってみて受け付けてくれるのか否かで探る様な感じで。

でもこのD tracker150はそう言った情報を早いタイミングでライダーへ適切?に教えてくれる。これがすっごい楽しいw

まだ慣らし運転の最中なのにこれだけ楽しめるのかぁって😁

・軽量

これは水冷エンジンのオフ車と比較しての話になりますが、めちゃくちゃ軽いです。(コンペティションマシンと比較すればそれは激重ですがあくまで公道走行可な乗り物として)

水冷エンジンにはラジエーターというアルミとは言え水の入った塊がちょうど膝のあたりにあって、重心が高く意外と重たく感じるんですよね。

排気量の小ささからくる120kgという軽さはもちろん、重心の低さからくる軽快感はとても大きく、モタードフルサイズのタイヤを履きながらヒラッヒラしますw

・見た目(本当に大事、でも本当に見た目だけなんだけどね)

ゴールドの倒立フロントフォーク(確か片側スプリングだったかな?見た目重視)

左右の大きめのシュラウド(エンジンのフィンに導風してる事もなく見た目重視)

ファットバーと呼ばれる頑丈なハンドルバー(噂によればスチール製で振動の軽減をして快適性の向上をしてるらしいけど、変わらず振動はすごいし重たいらしく、見た目重視)

オフ車やモタードにありがちな丸ミラーではなく、角張ったミラー(これは意外と大きく実用的かも、振動がなければ)

D tracker150純正ミラーの写真

マットなシルバーでコンペティションマシンと遜色ないマフラーのデザイン(排気音はその辺走ってるスクーターと変わらないので見た目重視)

サイドスタンドは目立たないようにブラックに(特段アルミとかで軽量化されて居るわけでもないので見た目重視)

D tracker150オフィシャル画像
出典:2021 D-TRACKER SE Sepeda Motor | Kawasaki Motor Indonesia

と、かなーり見た目に拘って作られて居ることもあってめちゃくちゃかっこいいです!(ディスってないですよ?価格を抑えながらここまでカッコ良く仕上げてくれてるわけですから!)

見た目だけじゃない本物に乗りたければCRF450Lをモタードに換装するのが一番近道だと思いますが、僕はとてもストイックに求めるのが目に見えてるのでやりませんw

とりあえず慣らし運転1日200km走ってみての感想は

本当に「バイクってこんな簡単に乗っていいんだっけ?」って感じの気軽さで乗れました。

なんというか、WRに乗る時は目的地を設定して、準備をして「よし!乗るぞ!」って感じで家を出て、目的地に向かう感じだった。

けど、D tracker150は意気込んだりする事なく、むしろバイクに跨ってから「じゃぁとりあえず東の方に今日は行こうかな」って感じでサラッと乗れる。

というか乗ってて目的地を変更するとかお散歩に近い感覚。

あ、歳を重ねておっさんになった故の変化じゃないですよ?w

WRに乗り始めた最初の頃、教習所のCB400SFKと比較して軽いと感じてたけど、本物の競技車両であるYZ250FやYZ250FとかYZ125Xをご好意でお借りして乗った時、WR250Rは確かに市販車の中では競技性の高い車両だけど、それはスポーツではなくスポーティー(何々風みたいな)物なんだなって。

けど楽に乗れるかと言われるとそうでも無かったのも事実。

D tracker150は見た目こそスーパーモタード だけど、スクーターの延長線上に存在する様な乗り物が近くてラフに乗れる。このアグレッシブ加減がないのが逆に気負わずに乗れるいい所!

他には、お尻は確かに痛くなりますが、痛くなるまでの距離はオフ車の中では長い方なんじゃないかなって感じます。

なんというか、昨今のハンターカブとかレブルとか気負わず遊べる感じのバイクが流行ってるのだからこれもADV150みたいに日本でも売ったら良いのにwくらいには気に入ってますw

これから自分の体型に合わせてあちこち弄って行きますが、その内容もこれまで同様に載せて行くので引き続きお楽しみ頂ければ幸いです٩( 'ω' )و

それではまた〜

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット