ダバダー ダー ダバダー ダバダー
今晩は。
Mt5の交換作業よりブログにまとめる方が時間が掛かっていて驚きを隠せない雪だるまです。
前々回
前回
とあれこれしてきましたが、今回やっとマグラMT5をP3に組み付けていきます。
まずはレバーを上向きでハンドルに仮固定します。
次にフロントフォークにキャリパーを仮固定してバンジョーボルトを本当に少しだけ緩めます。(調整前の写真が試着時だけでしたすみません)
バンジョーボルトはトルクスのT25で開け閉めします。
この角度調整ができるのは嬉しいです!テクトロ のは調整不可でホースがダラーんとしてしまっていたので。
んで、目見当でホースをフレームに添わせながら大体の位置にポスカの白で印をつけておきます。(ポスカはどこにでも書けるのでおすすめ)
前回も使用したテクトロ のホースカッターを使ってカットします。
運悪くマスター側のホースから漏れ出た為段ボール外にポタポタ行きました。
脳内になぜかこれが再生されたので、貼っておきます。
キャリパーからブレーキパッドを外しておいて正解でした。
作業を一旦中断し、床を拭き拭きして作業再開です。
んで、マスターシリンダーに固定されてるコンプレッションボルトを外しますが、外す前にほんの少しだけ時計回りに締めて、この時どのくらいの力で締めたかを手の感覚で覚えておきます。
確認できたら反時計回りにボルトを回していき、取り外します。
外すとこんな感じ。
形状とか色含めてオリーブに関してはテクトロの物にそっくりだなぁと感じました。
カットした部分と取り外したホース先端は上に向けておき、ホース内部のミネラルオイルは後ほど使うことができるので、紙コップか何かに入れておくと良いです(僕は何かの蓋に入れちゃいました)
同じミスは繰り返さない為に!
トップキャップを通す場合は尚更、コラムスペーサーなど忘れ物が無いかを確認し、ブレーキパーツのコンプレッションボルトカバー等を念入りに確認します。
マスターシリンダー に固定したらオリーブは再利用できないですからね…
必要な部品をホースに取り付けたらホースカッターでホース先端を固定します。
これでホースは自由に動けなくなります。
MaguraのMt5に付属されてきたコンプレッションインサートをとりあえず指で押し込むとこの位入っていきます。
後はこのBR-TK-M017のインサート機能を使ってギュッと圧入します。
流石は専門ツールだけあって綺麗に入ってくれました。
マグラのミニサービスキットだとこのインサート作業がバイス(万力)やらなんやらと大変そうなのですが、これは非常に便利なので、ホースカット作業が発生する場合は本当おすすめです!
手で覚えたトルクで締めます。(ここをオーバートルク、力入れすぎるとマスターシリンダー部分が割れるらしいので要注意ですよ!)
やっと形になりました🤗
「この商品はブリーディング済みです」って販売したな。あれは嘘だ。
ブリーディング作業(エア抜き)は必須だぜヒャッハー😂
いや嘘じゃ無いかもしれないけど、僕がMT5の交換作業を調べるに当たって、マグラのブレーキユニットをお店でインストールして貰ったり自身で入れてる人達の殆どが「初期状態でエア入ってる」とブログで書いていた。
はっきりブリーディング済みですって書かれたらそりゃ信じるよねぇ。
てな訳でホースカットを行ったフロントはもちろん、ホースカットせず車体に取り付け予定のリアもエア抜きをしていきます。(信じていない)
その為、キャリパーはフレームやフォークに固定せず、ブリードスペーサーを輪ゴムで固定して床に転がしておきます。
フロントは比較的簡単に終わりましたが、リアは妥協かな、1時間くらいレバー角度変えたりキャリパー転がしてもコポッとエアが出てくるのでw(僕は2m20cmのまま使用しています)
マグラのブリーディング に関しては48riderさんが詳細に写真を撮ってまとめてくれているのでおすすめです。
これにてブリーディングは完了です。
本当の戦いはここからだぜ!
前後エア抜きも完了して、ちゃっちゃっと組み付けて試し乗りしに行こう!と思っていましたこの瞬間までは。
そう、入らない😂
純正のパフォーマンスType9.P黒色と言うブレーキパッドも若干入れにくく、こねこねしてたら入ったので、社外品のマイクロヒーローのブレーキパッドもこねこねしてれば入るだろっと…
全然入らない!
もしかしてキャリパーの誤差かな?と思って前後入れ替えて入れようとしても入らない。
えぇ〜と思いながら純正を入れるとすんなり入る。
試しにと純正パッドを先に入れて、社外パッドを後に入れると入らない。手順を逆にしても同じ。
つまり社外パッドに何か問題があって入らない。
ぱっと見形状は同じだし何が…と思いながらブレーキパッドを持ってると若干厚みが違う?
試しにノギスで測ってみると、純正のパフォーマンスType9.P黒色は1枚3.4mmかな?
マイクロヒーローのType9.pブレーキパッドは1枚4mm。
片側0.6mm厚いので、ワンセットで+1.2mm。
マグラのキャリパーとブレーキパッドはシビアな厚みの条件下で収まるように設計されてるのか…
多分キャリパー上部から差し込むType8.Pだとこの厚みで問題ないんだろうなぁ。
今回買ったのはレジンではなく高温焼結パッド。こんな硬い物を平面崩さない様に1.2mmも削るのかぁ😩
って事で50番の紙やすりで1時間くらいシュコシュコブレーキパッド4枚削っていました(手が真っ黒で写真撮れませんでした。)
正直1.2mmも削ってられないので、ちっと削っては入るかを確認しながらなんとか入った(押し込んだ)のが左右合わせて7.4mm。
左右合わせて7mmまで削り込めばスポッと入ってくれると思います(思います)
フロントが終わったのでリアはいちいち確認せず一気に削り、
ハマったー!!!!!っしゃおらー!
次は値段高くても8.Pのブレーキパッドにしたるからなコンチクショーo(`ω´ )o
疲れた_:(´ཀ`」 ∠):
こんなの想定外だわぁ。。
適当に片付けてお出かけしてきました!
組み付けて、ホースが暴れない様に所定の場所でタイラップで固定しました。
間違いなく写真の数減ってるので疲れたんだと思います。
組み付け後はこんな感じです!
パッドをゴリゴリ削った上に、元々当たりが出てないφ160のディスクローターなので恐る恐る乗ったのですが、セミメタルにしてφ203ローターにしたテクトロブレーキより遥かにカチッと制動します…😲!
パッドがローターに当たっている時の感覚は真鍮を棒ヤスリで削っている時によく似ています。音もw
今までの感覚でブレーキをするとウイリーはストンって落っこちるし、ストッピーはジャックナイフになって前転し掛けていて、現状この制動力に全然慣れていません。と言うか怖い。
いや今まで効かないブレーキに慣れ過ぎた?・・・・
制動力があまりに違い過ぎてちゃんとレビュー出来るかわからないですが、後日改めてレビュします!
作業内容で不明な点があれば僕が回答出来る範囲でお応えします…!
長々とお付き合い頂きまして有難う御座います!
それではまた〜
追記:12/5レビューを書きました!
コメント
コメント一覧 (2)
こんにちは!
返事が遅くなりすみません。
強いてあげるならレバーのホルダー部分が樹脂なので先入観から来る不安はありますが、気にするほどタッチに影響はないです。
シマノやテクトロのエントリーモデルからすれば軽い操作でしっかり制動をかけれるので僕は満足ですね!