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不整地な場所を好んで走るバイク乗りが様々な世界を見てくるウェブログ٩( 'ω' )و

WR250Rを初心者でも扱いこなす為のセッティング


初心者が乗っているWR250R

見た目に拘るのも大事ですが、それで目指している者から遠ざかっては元も子もないです(特大ブーメラン)

WRに限らず、似たような方向性やセッティングの幅を広げていく事に繋げられそうなので備忘録です。

また、今持っている知識や感覚を後で見返した時に「間違ってたなぁ」とか「やっぱりあれでよかったんだなぁ」という答え合わせも兼ねてます。

なので「それ間違ってね?」とか「わかる!」と思ったらコメントやツイッターでリプライを頂けると嬉しいです(°▽°)

てな訳で ”やってよかった・むしろ最初にやっとくべきだった” 順にセッティング内容を書いて行きます!

※長文です、半ばパーツ・セッティングノート的になってます。



1:車高調整(低重心化)


車高は高い方がカッコいい!!!

車高の調整は一番最後にやりましたが、イッチバン最初にやっとくべきだったかもと思っています。

僕は「舗装されていない場所を走る車両なら車高は高い方がカッコいい!!タイヤとフェンダーの隙間は大きい方がカッコいい!!」というハイリフト至上主義な者で、車高を落とすなんて以ての外、言語道断な訳です。はい。

そんな訳でずーっとバッチバチに車高が高い状態(サグ出しはした状態)で乗っていたんですが、たまーに乗らせて頂くYZ250Fに乗った時(車高という見た目より重心点の方が大事なんじゃないかこれ?)と思い、車高が落ちるのは非常に嫌だったものの、扱いやすくなるなら。。。と思い車高を調整しました。

WR250RとYZ250Fの写真

結論から書くとスッゲーいい!!

具体的には

・フロントアップがすんごい楽、というか操作しやすい!
・バイクを寝かしこむ時の動きがとても軽い!(セローみたいw)
・スタンディングスティル、シッティングスティルがしやすい!

簡単に!とは行きませんが、はるかに楽になりました✌︎('ω')✌︎

フロントが重い重いと言われるWRですが、全然変わりますw

車高調整は作業をしながら写真撮ったと思っていたのですが、全く記録に無いのでとてもわかりやすく纏められているこちらの記事を紹介します✌︎('ω')✌︎



ちなみに、WR250Rはサスペンションの減衰調整以外は基本的に「お店に任せろ」スタンスなので「この作業内容自分じゃ不安だなぁ」と思ったらお店に任せるのが良いです。

プリロード調整

難しくは無いですが、広々した場所と大きなトルクを掛けれる適正な工具、時間が要りましたね。

車載工具ではまず無理ですw

2:タイヤの空気圧調整とタイヤ交換


何を当たり前な事を。。。。と言われそうですw

とは言えとても大事なセッティングだと思います、はい!

特にみんなが走れてるのに自分だけ走れないとか、置いて行かれるとか、泣きたくなる程悔しい時、その場で調整かけれる物!

作業そのものも難しく無いのでWRに限らずやっておくべきセッティングかなぁと( ̄∇ ̄)

空気圧調整とタイヤ銘柄に関してまとめた記事がありますので、参考にして頂ければと♪( ´▽`)



3:バーライズキット


バーライズキット

ピンボケもいいとこですが、これはハンドルバーの高さを変えるためのキットです。

僕の場合はスタンディングした時にハンドル位置があまりにも低い!と感じたので比較的最初の方にこのキットは装着しました。
高さも豊富に有るのと値段もバイク用品にしては安いのでスタンディング時の姿勢がイメージと離れていたらオススメです♪( ´▽`)

ちなみに、つけた当初はよかったのですが、バーライズキットはハンドルが手前にも伸びてくるので窮屈感がそのうち出てくるかもしれません。(僕は出てきましたw)

4:クラッチプレートの遊び調整


WR250Rクラッチプレートカバーを開けた写真

WR250Rに限らず、聞く話によればトリッカーやセロ−250もそうらしいのですが、クラッチプレートの遊び幅の調整が初期状態だと完全に繋がっている動作範囲がとても狭いので、人によっては要調整な箇所です。

具体的にはクラッチ完全に繋いでる(レバー離してる)のに高負荷時にクラッチが滑るような感覚が有る、ウィリーで半クラみたいな状態になる、と言う様な「焼けてしまっている、使用限界を超えている」状況に酷似してますが、どちらでも無ければ調整で直ります。

使用限界はサービスマニュアルにクラッチプレートの厚みで表記があります。

WR250Rサービスマニュアル

英語版はUS公式サイトにてPDFでダウンロードできます(今はわからない。。)

クラッチプレート調整箇所

ここのナットとプラスネジで調整掛けるのですが、クラッチレバー側の遊び調整と一緒に調整していきます。

ちなみにこれもWR250Rのサービスマニュアルに調整方法が載っていますが、クラッチレバーの操作とクラッチプレートの動きで構造が分かる方が調整しやすいと思います

日本語版のサービスマニュアルは通販で買えます(たまにヤフオクに流れてるのでそちらもオススメ)

5:ブレーキパッドの交換(フロントはゴールデンパッドが良い)


オフロードバイクのフロントブレーキパッドの写真

WR250Rのフロントブレーキって効かないですよね・・・・・・・・・

なんか、良く言えばコントローラブルらしいですが、MTBの油圧ディスクの様に指一本でカチっとロックしてくれる様なブレーキじゃ無いと疲れてしまって。。。

んで画像の通りデイトナの赤パッド入れましたが、これは💩です。まーったく効きませんw

シビアなコントロールしたい人はいいと思うんですが、あまりにも効かないので結局すぐ無くなります_:(´ཀ`」 ∠):

純正より効きの良いブレーキパッドを探していた所ゴールデンパッドが良いと噂を聞いたので、金パッド入れましたがこれなら妥協範囲内!(写真が全くない。。。w)

WR250Rのフロントブレーキが効かないなぁ、でもマスターシリンダーとかブレーキマスターとかそう言うのの交換は嫌だなぁと言う方は各社色々有るブレーキパッドを入れてセッティングするのをオススメします♪( ´▽`)

6:サスペンションの減衰調整


調整方法についてはWR250Rの取扱説明書に載っています(バイクの取説って実は結構詳細に色々書かれてるので時間があるときに読んでみると楽しいです♪( ´▽`)

フロントサスペンション減衰調整

手軽に出来て、よく分かんなくなったら初期値に戻せば良いので安心な調整内容の一つです。

ここに書かれてるハードとソフトの両方に名一杯振ってみて走りやすい方向に少しずつ合わせていくのがオススメです。

リアサスペンション減衰調整

ちなみに僕は

・F:伸ハード、縮ハードから5クリック戻し
・R:伸縮共にハード

が一番よかったです。(レーサーの足に比べるとハードとは(゚∇゚ ;)エッ!?ですが)

7:ブレーキ・シフトペグ位置調整


ブレーキペグ
撮影協力:リュウタ

オンロードバイクからオフロードバイクに乗り換えた人はシフトペグとブレーキペグの位置に違和感を感じる人が多いと思いますが、訳あってあんな位置にあります( ̄∇ ̄)

ヤマハオフィシャルページが公開しているWR250Rのメンテナンス記事がとてもわかりやすいので引用します。
●ペダル類の調整

ブレーキペダルは地面と水平か少し上。シフトペダルも同様です。

ただモトクロスブーツを履いて乗車する場合はシフトペダル位置を上げて、ブーツが入るスペースを作りましょう。

オフロード走行時には、長いシートを利用してライダーが前後移動を繰り返します。

どこに座っても(もしくは立っていても)ペダル操作ができる位置を確認しておきましょう。ペダル位置の調整はショップに相談してください。

ブレーキペダル位置調整の写真

↑ブレーキペダル位置。地面と水平なのが分かりますか。

シフトペダルの位置調整の写真

↑コチラはシフトペダル。通常のライディングブーツなら現在の位置でOK。モトクロスブーツを履くならドライバーが示した角度あたりが良い。

WR250Rのメンテナンス──その3 - ヤマハ バイク ブログ|ヤマハ発動機株式会社
実際僕もこれと同じ様に調整しています。

ただ、これはあくまで上下の調整ですが、ブレーキペグに関しては横方向の調整(曲げ加工or交換)が必要で、僕はブレーキペグを少し外側に曲げています。

WR250Rブレーキペダルの写真

わかりにくいですね。。。

クラッチカバーと隙間ができる様にしています。

背景としては踏める範囲が狭い事、たまに踏み外す事があるのでそうしました。

対策品としてリュウタ氏が使っている様な純正に比べると幅広のブレーキペグもZETAから出てるので「曲げるのはちょっと・・・」と言う方は買ってしまいましょう✌︎('ω')✌︎

8:エアボックカバーの蓋と燃調


エアボックスカバーを取り外したWR250Rの写真

これはメリットデメリットがとても多く、全域で気持ちよく使うためにはGETのサブコンピューターとか付けないといけないです。

蓋取ると
・アイドル付近でスロットルを開けた時のトルクが全く無くなる。
・高回転域の加速感は圧倒的に楽しい+吸気音が凄い!
ので、低回転域のトルクもなんとかしておきたい人はサブコンを導入する事をお勧めします(結構なお値段w)

純正状態で出来る事はメーターで設定できるCO値で蓋取った時に合わせる事です( ̄∇ ̄)

CO調整はこちらの記事がとても参考になりましたので載せておきます!



ちなみに僕は

・高回転に合わせるなら-2
・中回転に合わせるなら+9
・低回転に合わせるなら+7

がとても気持ちよかったです。回転域毎に調整がかけれるのはサブコンかECU本位のマッピングをいじくる事しか出来ないので、どこ使うかでセッティングするのが良いんでしょうねぇ。。お金欲しい💰

9:スプロケ丁数とチェーンテンションの調整


スプロケとスプロケだった何かの写真

スプロケ丁数は好みの問題ですが、チェーンテンションの調整だけはやりましょう!

そうしないと画像右側の様な「スプロケだった何か」になってしまい、バイクを押して帰るorレッカーです(押して帰りました)

チェーンテンションの調整説明の画像
よく分からなければお店にお任せしましょう(安物でもない限りそうそう伸びない。。。はず。。。なのでチェーン交換の時にお願いするのが良いですね)

スプロケは画像の通りただの円盤になってしまった事もあり、なぜか近所の2輪用品店にはWR250Rドライブスプロケ13丁がなく、12or14だったので12にしました。

ドリブン側は元々48丁を購入していたのでF12R48と言う純正からして大幅にショートに振っています✌︎('ω')✌︎ (純正F13R43)

オフロードではとても扱いやすく良いですが街中では、ほぼ、全て、発進時以外、6速運行になりますw

高速道路とかこれ以上はショートに出来ないですね、えぇ。w


最後に!


最後のWR250R

僕がWR250Rと言うバイクでオフロード遊びをする上であれこれしてきたものをまとめたものです。

体重や身長、腕や足の長さ、会得してきているライディングテクニックによってセッティングは大幅に変わります。

僕のWR250Rに乗ってみて
「乗りやすい!扱いやすくてこれ良いね!どんなセッティングしてるの?」や
「うーんシート高高すぎるしサスペンション硬くて乗りにくくない?」と言う人もいます。

結局乗りやすさってその人それぞれな物なので、ああすれば、こうすればって言うのはないんですよね。

色んなバイクに乗って、それぞれのいい所に自分のバイクを似せていく、寄せていくのが今僕ができるセッティングかなぁと。

タイム叩き出す!とかより、完走する事を目標にするレベルに居るので、ストイックな方のマシンセッティングとはまたちょっと違う内容なのかなぁとも感じています。

セッティングの方向性や考え方に変わりがで始めたらまた改めて書いてみたいと思います。

それではまた〜
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